日記

初めての高倉町珈琲でモーニングを楽しむ休日

今日は前々から話題にしていた「高倉町珈琲」へ行くことにしました。きっかけは、モーニングの時間帯に行ってみたいね、という会話から。せっかくなら朝からゆったりと過ごしたいと思い、朝一番で動けるように家事も早めに済ませました。

お店には開店の10分前に到着。ところがすでに2組ほど先客が待っていて、人気の高さを実感します。街の喫茶店というよりは、ちょっとした“特別な時間を楽しむ場所”という雰囲気。開店と同時に入店すると、店内は落ち着いた照明と木目調のテーブルで、くつろげる空間が広がっていました。

注文したのは、二人とも同じく「特製クリームのリコッタパンケーキ」。やはり高倉町珈琲といえば、ふわふわのパンケーキを食べてみたいという気持ちが強かったからです。今思えば1つをシェアしてちょうどよかったかな、と思うほどの大きさ。添えるソースはそれぞれ選べて、私はメイプルシロップ、相方はホイップクリームを選びました。飲み物は、私はカフェラテ、相方は紅茶に。

運ばれてきたパンケーキは、見た目からして柔らかそうで、ナイフを入れるとふわっと沈み込む感触。口に運ぶと、まるで空気を食べているような軽さで、すぐに溶けていきます。味は優しく上品。ただ、個人的には少し物足りなく感じました。どちらかというと私は昔ながらの“しっかり焼いたホットケーキ派”だからかもしれません。相方は「これこれ!」と満足そうで、好みの違いがはっきり出たのも面白かったです。

甘いパンケーキに合わせるカフェラテも香りが良く、朝の眠気をスッと吹き飛ばしてくれる感じ。紅茶も香りが立っていて、二人で「やっぱりモーニングに来て正解だったね」と話しながら、のんびり過ごしました。気づけば2時間ほど店内に滞在。高倉町珈琲の居心地の良さが、時間をゆっくり流してくれた気がします。

お店を出た後は、せっかくなので食後の散歩を兼ねて国分寺方面へ。向かったのは「泉町の坂」。以前から“かなり傾斜がある坂”と耳にしていたので興味があったのです。実際に歩いてみると、想像以上に急で、まるでちょっとしたトレーニングコースのよう。息を切らしながら登りきると、なんだか達成感がありました。こんな坂ですが“無名坂”なんですよ。

モーニングから始まり、坂道散歩で締めるという、ちょっとした小旅行のような一日になりました。大きなイベントではなくても、普段と違う場所に行き、特別なものを食べるだけで日常がぐっと華やかになります。

地図:東京都国分寺市泉町坂

まとめ

高倉町珈琲のパンケーキは、ふわふわ食感を楽しみたい人にはぴったり。ただし、昔ながらのホットケーキ派の私のような人には少し物足りないかもしれません。それでも、落ち着いた空間とゆっくりとした時間を過ごせる点は大きな魅力でした。食後の散歩で立ち寄った泉町の坂も印象深く、ちょっとした運動になって良い気分転換に。
休日の朝を贅沢に過ごしたいときに、また訪れてみたいと思えるカフェでした。

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