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大人になるってこういう瞬間なんだな…と感じた日

子どもの頃は「大人ってもっと完璧で、何でもできて、悩まない存在」だと思っていた。でもいざ自分が大人になってみると…全然そんなことない。
むしろ、迷いも不安も子どもの頃より増えていたりする。

だけど、最近ふと「大人ってこういうことかもしれない」と感じた瞬間がいくつかあって、今日はその話を書いてみたい。


■ 買い物で「安いから」ではなく「長く使えるか」で選ぶようになった

昔は“とりあえず安いもの”で良かった。
けど最近、値段より“質”や“長く使えるか”を考えて選ぶことが増えた。

例えばキッチングッズ。
前まで100均で済ませていたものも「どうせ毎日使うし」と気に入ったものを買う。

大人って、未来の自分のことをちゃんと考えるようになることかもしれない。


■ 誰かに合わせるのではなく、“疲れない距離感”を選ぶようになった

友達の誘いを断れずに無理していた時期もあったけど、最近は「今日は休む」を素直に選べるようになった。

無理して行っても結局楽しめないし、疲れだけ溜まる。
「自分を守るために断る」は、立派な大人の判断だと思う。


■ 親の偉大さが、身にしみて分かる瞬間が増えた

昔は当たり前だと思っていた家事や仕事。
自分が同じようにやってみると、まあ大変。

ごはん作るだけで一苦労。
毎日働きながら家のことも全部してくれていた親のすごさを、改めて実感する。

「ありがとう」って素直に思える気持ちも、大人になった証拠なのかも。


■ お金より“心の余裕”のほうが大事だと気づいた

もちろんお金は必要。
でも、どれだけ稼いでも心に余裕がなかったら幸せを感じられない。

「心の余裕を買うためにお金を使う」
そんな選択ができるようになったのも、大人になったなと感じる瞬間だ。


■ 大人って“正解がない世界”で生き続けることなのかもしれない

子どもの頃って、テストも授業も“正解がひとつ”だった。
でも大人になると、人生の選択に正解なんてほぼない。

どれを選んでも、自分が責任をとる。
それが怖い時もあるし、胸が高鳴る時もある。

だけど、そのひとつひとつの選択が、自分だけの人生を作っていく。


■ おわりに:不器用でも、それでいい

大人になった今でも迷うし、失敗するし、完璧になんてほど遠い。
でも、不器用なままでいい。

「大人になるってこういうことなんだ」
と感じるたびに、少しずつ自分を好きになれている気がする。

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