贅沢な朝食バイキングでスタート
旅行最終日。朝食は6時からだったので、どうしてもいくらをたっぷり味わいたく、5時半すぎには会場へ。エレベーターを待つより階段のほうが早いと思い、駆け足で降りたのですが、すでに20名ほどが並んでいました。
待っている時間は長かったものの、早めに到着しておいて正解。無事にカウンター席に横並びで座ることができました。目の前に並ぶ料理の数々にどれを取ろうか迷いっぱなし。海鮮丼コーナーでは、憧れの「いくらかけ放題」を楽しみ、器にこれでもかと盛り付けました。宝石のように輝くいくらは一粒一粒がぷちっと弾け、まさに北海道の恵みそのもの。ついつい食べ過ぎてしまいました(笑)。


いくら以外にも焼き魚やサラダ、スープカレーまで種類豊富で、どれを取っても美味しかったです。デザートのプリンも濃厚でなめらか。最後まで満足感たっぷりの朝食でした。
温泉でひと息ついてチェックアウト
食後は部屋に戻って少し休憩し、最後に温泉へ。人工泉とはいえ、旅の疲れを癒すには十分。湯上がりにはサービスのアイスをいただき、贅沢な朝の時間を締めくくりました。チェックアウトを済ませたあとは、歩いて五稜郭方面へ出発です。
土方歳三最期の地碑に立ち寄り
五稜郭へ向かう途中、「土方歳三最期の地碑」に寄りました。小さな碑ですが、新選組ファンや歴史好きにとっては胸に響くスポット。到着したときにも数人の観光客が訪れていて、花やお供えが置かれていました。時間に余裕があったので、静かに碑を眺めながらその場にしばらく佇みました。


五稜郭とタワーからの絶景
その後、五稜郭に到着。星型の城郭跡を歩きながら歴史を感じ、緑豊かな公園内をのんびり散策しました。そして、五稜郭タワーへ登ると、展望フロアからは見事な景色が広がります。晴天に恵まれ、星形の五稜郭の全貌がくっきり。遠くには函館山も望めました。

展望台には土方歳三の像もあり、多くの人が並んで記念撮影。私たちも写真を撮って思い出を残しました。また、タワー内のコンピュータ占いが人気らしく、順番待ちの列ができていたのも印象的でした。
駅でお土産タイム
五稜郭を楽しんだあとは函館駅へ戻り、お土産を探しました。駅構内のお店をひとつひとつ見て回り、実家用に白い恋人、函館限定のお菓子を購入。旅行終盤のお土産選びは少し寂しさもありますが、それもまた楽しい時間です。
バスの発車時間が近づいたので、25分前には列に並びました。すでに数人が待っていましたが、無事に座席を確保できて一安心。約1時間の乗車で函館空港に到着しました。
空港でのひとときと帰路
空港に着いてからはコンビニで飲み物を購入し、展望デッキで飛行機の離発着を眺めました。空を背景に飛び立つ機体を見ていると、旅の余韻に浸りつつ、帰りたくない気持ちが少しこみ上げます。お腹はまだいっぱいだったので食事はせず、飲み物だけで過ごしました。

帰りはJAL便で無事に東京へ。23時すぎに帰宅したときにはさすがに疲れが出ましたが、それ以上に充実した旅を終えた達成感でいっぱいでした。
函館駅で買った「べこ餅」は帰宅翌日に食べました。甘くて美味しかったです。

まとめ
今回の最終日は、ラビスタ函館ベイの朝食バイキングでいくらを思う存分堪能し、温泉でリラックス。歴史スポットの土方歳三最期の地碑や五稜郭タワーからの絶景を楽しみ、最後に函館駅でお土産を選ぶ──旅の締めくくりにふさわしい一日でした。
豪華な食事、豊かな自然、歴史の重み、そして空港での余韻。すべてが心に残る函館の旅となりました。またいつか、今度は違う季節の函館を訪れてみたい。そう思いながら、今回の旅は幕を閉じました。