初めてインターネットに繋いだ日のことは、いまでもなんとなく覚えている。
前の記事でも書いたけど、大学入学のときに両親からお祝いでパソコンを買ってもらった。
NEC Valuestarシリーズ。
価格は約30万円。
今ならちょっと考える金額だけど、当時はそれが普通だった。
ためらいもなく買ってくれた両親には、本当に感謝している。
■「インターネットに繋ぐ」という一大イベント
今は当たり前にネットに繋がる。
スマホを開けばすぐ。
でも当時は違う。
👉 「繋ぐ」という行為そのものがイベントだった
まず、回線は電話回線。
ダイヤルアップ接続というやつ。
パソコンから電話番号を呼び出して、
プロバイダのアクセスポイントに接続する仕組み。
そして接続するときに鳴る音。
「ピーーーー…ガガガ…キュイーン」
あの独特な音。
あれを聞くと、
👉 「あ、今からネットだ」
っていう気分になった。
■とにかく遅い。でもそれが普通
当時主流だったのは、
👉 33.6kbpsモデム
名前の通り、
👉 33.6kbpsしか出ない
今の感覚でいうと、ほぼ止まってるレベル。
画像1枚表示するのにも時間がかかる。
ページを開くと、
👉 上からじわじわ表示される
でも当時はそれが普通。
むしろ、
👉 「繋がるだけで感動」
だった。
■最大の問題は“電話代”
そしてもう一つの問題。
👉 電話料金
電話回線を使うということは、
👉 通話料がかかる
当時は、
👉 3分10円
みたいな世界。
つまり、
長く使えば使うほどお金がかかる。
「それ大丈夫なの?」
って思うよね。
実際、大丈夫じゃなかった。
■救世主「テレホーダイ」
そこで登場するのが、
テレホーダイ。
これがすごいサービスだった。
👉 23時〜翌8時まで定額
月額はたしか1800円くらい。
この時間帯だけは、
👉 いくら使ってもOK
だからどうなるか。
👉 23時になった瞬間、全国で一斉に接続
回線が混雑する。
つながらない。
リダイヤルする。
また失敗。
このやり取り、めちゃくちゃやってた。
■23時は“戦いの時間”
今思うとちょっと面白いけど、
当時の23時は、
👉 インターネット争奪戦
うまく繋がるとちょっと嬉しい。
逆に繋がらないとイライラする。
でもそれも含めて楽しかった。
■深夜に広がる世界
無事に繋がったあとは自由時間。
大学の友人とチャットしたり、
ネットゲームをしたり。
今みたいにSNSはないけど、
👉 “誰かと繋がってる感覚”
はちゃんとあった。
それが新鮮だった。
気づくと深夜2時、3時。
「明日授業あるのに何やってんだろう」と思いながらも、
やめられない。
■そしてやらかす電話代
もちろん、テレホーダイの時間以外にも使うことはある。
昼とか夕方とか。
そうなるとどうなるか。
👉 電話代が跳ね上がる
普通に、
👉 月1万円超え
とかいく。
請求書を見て、
「あ、やばいなこれ」と思う。
でももう遅い。
■ちょっとした罪悪感と、今の気持ち
正直、あのときはそこまで深く考えてなかった。
楽しいが勝ってた。
でも今思うと、
👉 親に負担かけてたな
とは思う。
お父さん、お母さん、ごめんなさい。
そして、
👉 あのとき環境を用意してくれてありがとう
■今との違いがすごすぎる
今は光回線。
スマホもある。
常時接続が当たり前。
でも当時は、
・繋ぐのに時間がかかる
・速度は遅い
・お金もかかる
それでも、
👉 ものすごく楽しかった
不便だけど、ワクワクしていた。
■まとめ
初めてインターネットに繋いだ日のことは、
・ダイヤルアップの音
・遅すぎる通信速度
・テレホーダイの23時
・そして高額な電話代
全部セットで記憶に残っている。
今の環境は本当に便利。
でも、
👉 あの不便さの中にあった楽しさ
あれはあれで、特別だった。
次は、
👉 初めてネットゲームにハマった話でも書こうかな。