ホームページって、最初は「授業」だった
「初めてホームページを作ったのはいつですか?」
こう聞かれると、意外とちゃんと答えられる人は少ないかもしれない。でも自分の場合は割とはっきりしていて、大学時代、工学部の情報工学科の授業がきっかけだった。
当時はまだ今みたいに「誰でもブログやSNSをやるのが当たり前」という時代ではなくて、ホームページを作るという行為自体がちょっと特別だった。
授業では、まずHTMLの基本から学んだ。今思えばかなりシンプルな内容で、タグを使って文字を大きくしたり、リンクを貼ったりする程度のもの。でも当時はそれでも十分に楽しかった。
「自分で書いたコードがそのまま画面に表示される」
この感覚が面白くて、気づけば授業以上に触るようになっていた。
ついでにJavaScriptも少しだけ触ったりして、ボタンを押すと何か動くとか、簡単な仕掛けを作って遊んでいた記憶がある。
ブログが出てくる前の「個人サイト文化」
しばらくすると、世の中は少しずつ変わっていく。
mixi が流行り始めて、ブログサービスも一気に広がっていった。
FC2ブログ や livedoor Blog なんかはかなり使っている人が多かった印象がある。
そういえば、ライブドアは 堀江貴文 の件で一気に空気が変わった時期もあった。あの頃はニュースも含めてネットとリアルが一気に繋がった感じがあったなと思う。
ただ、それよりも前。
もっと“手作り感”のある時代があった。
ジオシティーズという「街」に住んでいた
自分の中で一番印象に残っているのが、Yahoo!ジオシティーズ。
1997年から2019年まで続いた無料ホームページサービスで、当時としてはかなり大きな存在だった。
このサービスの面白かったところは、「街」という概念があったこと。
普通のレンタルサーバーとは違って、ジャンルごとに“エリア”が分かれていて、その中に自分のホームページを作る。住所も「番地」という形で割り当てられていて、まるでネットの中に自分の場所を持つような感覚だった。
今でいうSNSのアカウントとは違って、もっと“自分の拠点”に近い感じ。
自分もこのジオシティーズでホームページを作っていた。
どんな内容だったかというと、正直かなり自由。というか、まとまりはなかったと思う。
仲間たちもみんな作っていた
面白かったのが、周りの人たちもみんなホームページを作り始めたこと。
特に、自分がよく遊んでいた Yahoo!ゲームズ のHearts仲間たち。
いわゆる「ネット仲間」が、それぞれ自分のホームページを持っていた。
今でいうと、Twitterやブログのリンクを貼り合う感覚に近いんだけど、当時はもっと“手作り”で、“個性”が強かった。
ある人は日記を書いていたり、ある人はゲームの戦績を載せていたり、中にはかなり凝ったデザインにしている人もいた。
隠しリンクというロマン
中でも印象に残っているのが、「隠しリンク」。
これ、知ってる人は懐かしいと思う。
普通のリンクとは別に、画像の一部や特定の場所にだけリンクが仕込まれていて、クリックすると別ページに飛ぶという仕掛け。
いわゆる“裏ページ”。
これが地味に楽しかった。
見つけたときの「お、ここにあったか」という感じもいいし、自分で作るときも「どうやって気づかせるか」を考えるのが面白かった。
今でいうイースターエッグみたいなものだけど、あの頃はそれを個人サイトで普通にやっていた。
不便だけど、それが楽しかった
今振り返ると、当時のホームページ作成はかなり不便だったと思う。
・HTMLを手打ち
・アップロードも手動
・ちょっとミスるとレイアウト崩壊
それでも、なぜか楽しかった。
理由はシンプルで、
👉「自分で作っている感」が強かったから
今はテンプレートもあるし、ボタン一つでサイトが作れる。
それはそれで便利なんだけど、あの頃のように「一から作る」感覚は薄れている気がする。
今との違いは“熱量”かもしれない
あの頃のホームページって、収益とかSEOとか、そういう概念はほとんどなかった。
純粋に、
・作りたい
・見てもらいたい
・交流したい
それだけで動いていた。
だからこそ、1つ1つのサイトに個性があったし、変なこだわりもあった。
今、自分がブログをやっているのは「副業」という目的もある。
でも、こうして振り返ると、
👉原点は完全に“遊び”
だったなと思う。
まとめ
初めてホームページを作ったあの頃は、
・HTMLを手打ちして
・ジオシティーズにアップして
・仲間とリンクし合って
そんなシンプルな世界だった。
でも、
👉あの時のワクワク感は今でも覚えている
今はもっと簡単に発信できる時代。
だからこそ、
👉あの頃みたいに「楽しんで作る」
これを忘れないようにしたいなと思う。
たまに思う。
あのときのホームページ、
👉どこかに残ってないかな。