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【2000年9/21~9/29初めての海外一人旅】5日目|バンコク観光とトゥクトゥク、そして異文化に触れた一日

2026年5月8日

蒸し暑いバンコクの朝、思いがけない誘いからスタート

旅の5日目。
前日の夜はナナプラザで軽く飲んだあと、そのままホテルへ戻り、疲れもあってぐっすりと眠っていたようだ。

朝、目を覚ましたのは8時過ぎ。
ぼんやりとした頭でテレビをつけていると、不意にドアをノックする音が聞こえた。

ドアを開けると、そこにはエースの姿。
「朝食を一緒にどうだ?」と気軽に誘ってくれる。

正直、こういう何気ない誘いが一人旅では本当にありがたい。
お腹も空いていたので、すぐに準備をして一緒に外へ出ることにした。

外に出た瞬間、むわっとした熱気に包まれる。
朝だというのにすでに蒸し暑く、日本とは全く違う空気を感じた。

通りにはすでに露店の準備が始まっており、スクンビット通り一帯は活気に満ちていた。
ナナプラザ周辺まで含めると、軽く100店舗以上はあるのではないかと思うほどの規模で、歩いているだけでも圧倒される。

タイの朝と薬局、そしてシンプルな朝食

朝食の前に、エースが「薬局に寄りたい」と言い出した。
こんな朝早くから店が開いているのかと驚いたが、タイではこれが普通らしい。

どうやら奥さんのための薬を買うとのこと。
こういうところを見ると、やはり優しい人なんだなと改めて感じた。

その後、近くの喫茶店のような店に入り、朝食をとる。
メニューはシンプルで、トーストとコーヒー。

海外に来ているのに、こういう“普通の朝食”を食べているのが少し面白い。
味は日本でもよくある感じで、安心感があった。

食事をしながら、エースに「今日はどうするんだ?」と聞かれる。
正直、何も決めていなかった。

すると、「一緒に観光しないか?」と提案してくれた。
特に予定もなかったため、そのまま一緒に回ることにした。

トゥクトゥク初体験と交渉文化

一度ホテルに戻り、軽く準備をしてから出発。
その前にエースが「メールチェックをしたい」と言い、ホテル内のPCルームへ。

私は外で待っていたが、5分ほどで戻ってきた。
どうやら奥さんへのメールだったらしい。こういうところが本当にマメだ。

歩き出してすぐ、トゥクトゥクの運転手が声をかけてきた。
タイ名物の三輪タクシーだ。

料金はメーターではなく交渉制。
最初はどうなることかと思ったが、エースが慣れた様子で交渉し、スムーズに決まった。

「さすが旅慣れてるな…」と内心感心しながら、初めてのトゥクトゥクに乗り込む。

風を感じながら走るその感覚は、日本ではなかなか味わえないものだった。

王宮とワット・プラケオ、圧倒的なスケール

最初に向かったのは、王宮とワット・プラケオ。
バンコクに来たらまずここ、という定番スポットだ。

到着すると、とにかく人が多い。
欧米人、日本人、アジア各国の観光客で溢れていた。

私たちは日本語のガイドテープを借りて見学することにした。
借りる際にはパスポートを預ける必要があり、少し緊張したのを覚えている。

敷地内の建物はどれも豪華で、装飾の細かさや色使いに圧倒される。
まさに異文化そのもの。

途中で飲んだレモンジュースがとにかく美味しかった。
暑さもあってか、体に染み渡るような感覚だった。

チャオプラヤー川クルーズとリアルなタイの風景

王宮を出ると、「ボートに乗らないか?」と現地の人に声をかけられる。
またしても交渉。

エースが値段を下げてくれたので、そのまま乗ることにした。

船着き場まではトゥクトゥクで移動し、そこからボートに乗り込む。
しかし、川を見て最初に思ったのは――

「思ってたより、かなり濁ってる…」

チャオプラヤー川は茶色く濁り、日本の川とは全く違う印象だった。

それでも、ボートでの移動はとても気持ちよく、風が心地よい。
1時間ほどのクルーズで、さまざまな景色を見ることができた。

学校から手を振ってくる子どもたち。
川で体を洗う人々。

観光地だけでは見えない、“生活としてのタイ”を感じることができた瞬間だった。

スネークファームとカルチャーショック

途中で「Snake Farm」に立ち寄ることになった。
名前の通り、蛇がたくさんいる施設。

中に入ると、本当に蛇だらけ。
さらにコブラショーまで行われていた。

せっかくなのでコブラを触らせてもらったが――
正直、気持ち悪い(笑)

日本ではなかなか体験できないことだが、これは好き嫌いが分かれるだろう。

微妙だった昼食とカオサン通り

気がつけば昼を過ぎていたため、近くの店で食事をすることにした。
私はビーフシチューを注文。

値段は300円程度と安いが、味は正直イマイチ。
少し生臭さがあり、最後まで食べるのがきつかった。

海外では「安い=うまい」とは限らないと実感した瞬間だった。

その後、カオサン通りやチャイナタウンを散策。
カオサン通りは噂通りバックパッカーだらけ。

西洋人、日本人、さまざまな人が集まり、独特の空気が漂っていた。

「自分もこういう旅人になっているんだな」と、少し実感した瞬間でもあった。

雨とホテル、そしてMaiとの約束

午後になると突然のスコール。
激しい雨により、観光はここで終了しホテルへ戻ることにした。

時間は16時頃。

エースからキックボクシング観戦に誘われたが、さすがに疲れていたため断ることにした。

その代わり、事前に連絡を取っていたタイの友人Maiに電話をすることに。
自分ではうまく繋がらなかったが、エースが代わりにかけてくれた。

無事に連絡が取れ、明後日の夕方に会う約束を取り付けることができた。

バンコクの夜、まだ続く旅

夜になると再び外へ。
この日の締めくくりもやはり“飲み”。

昨日とはまた違う夜の空気を感じながら、バンコクの街を歩く。

初めての海外一人旅。
言葉も文化も違う中で、こうして一日を過ごしていること自体が不思議であり、同時にとても充実していた。


まとめ

5日目は、エースとの行動を通じてバンコクをしっかり観光した一日でした。トゥクトゥクの交渉、王宮や寺院の見学、チャオプラヤー川のクルーズなど、まさに“タイらしい体験”が詰まっていました。

一方で、川の様子や食事の違いなど、リアルなカルチャーショックも多く、「海外に来ている」という実感がより強くなった一日でもあります。

そして、Maiとの約束も無事に取り付け、旅はさらに次の展開へ。
ここからどんな出会いや出来事が待っているのか、楽しみが一層膨らんできました。

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