韓国最終日、静かにチェックアウト
この日は韓国最終日。
朝は特に予定もなく、10時にはホテルをチェックアウトすることにした。
本当は、これまで何度か助けてもらった
ホテルの女性スタッフにお礼を言いたかったのだが——
残念ながら姿は見えず。
「最後にちゃんとありがとう言いたかったな…」
そんな少しの心残りを感じながら、ホテルを後にする。
初めての海外で、右も左も分からない中、
あの人の存在はかなり大きかった。
早すぎる空港到着というミス
ホテルを出て、そのままタクシー乗り場へ。
この日はタイへの移動日。
フライトは
16時05分発(KE651便)。
ただ、自分はかなりビビっていた。
「遅れたらどうしよう」
「乗れなかったら終わりだ」
そんな不安が勝ってしまい——
とにかく早く空港へ向かうことに。
結果、到着したのはお昼前。
つまり——
出発まで約4時間。
「……やりすぎたな」
さすがに早すぎた(笑)
空港での時間の潰し方が下手すぎる
とりあえず出国手続きを済ませ、
搭乗口付近へ移動。
やることがない。
スマホもない時代。
ネットも簡単には使えない。
ただ座って、ぼーっとするしかない。
最終的に選んだ行動は——
寝る。
椅子に座ったまま、完全に爆睡。
目覚めたら隣にいたタイ人女性
ふと目を覚ますと、時間は15時近く。
「やば、寝すぎたか?」
と思いながら周りを見ると、
自分の隣にタイ人女性が座っていた。
年齢は自分と同じくらい。
すると突然、
「写真を撮ってくれない?」
と声をかけられる。
海外でいきなり話しかけられると、
ちょっとびっくりする。
でもせっかくなので快くOK。
軽く会話してみると、
・アメリカに留学中
・今回はタイへ一時帰国
・韓国は乗り継ぎで寄っただけ
という、なかなかグローバルな人だった。
タイの情報を現地人から仕入れる
搭乗までの時間、少し会話をすることに。
自分はこれからタイに行く予定なので、
いろいろ聞いてみた。
・タイはどんな国か
・治安はどうか
・おすすめの場所
などなど。
実際に現地の人から話を聞くと、
ガイドブックとは違うリアルな情報が入ってくる。
「タイ、楽しそうだな…」
この時点で、かなりワクワクしていた。
飛行機の中は記憶がほぼない
搭乗時間になり、それぞれ席へ。
偶然にも、そのタイ人女性と席が近かった。
「なんか縁あるな」と思いつつも——
ここで自分は限界。
離陸後、すぐに爆睡。
気づいたら、もう到着直前。
初めての海外乗り継ぎフライト、
ほぼ寝て終わった(笑)
バンコク到着、そして新たな出会い
飛行機を降りて通路を歩いていると——
さっきのタイ人女性が待っていてくれた。
「え、待っててくれたの?」
ちょっと驚きつつ一緒に進む。
すると、彼女の隣に大柄な外国人男性が。
紹介されると、どうやら機内で隣だったアメリカ人らしい。
名前を聞いたが、正直よくわからない。
発音も難しい。
なので勝手に——
「エース」と呼ぶことにした。
(本人も特に気にしてなかった)
エース、めちゃくちゃいい人説
このエース、見た目はかなりガタイがいい。
30代くらいで、いかにも海外の旅人って感じ。
最初はちょっと怖い印象もあったけど、
荷物受け取りのところで印象が変わる。
重そうな荷物を運んでいるおばさんを見て、
何も言わずに手伝っていた。
「あ、この人いい人だな」
見た目と中身のギャップ。
こういうの、ちょっと好きになるやつ。
タイ人女性との別れ、そして優しさ
荷物を受け取ってロビーへ出ると、
その女性の家族が迎えに来ていた。
軽く挨拶をして、ここでお別れ。
最後に彼女が言ってくれた一言が印象的だった。
「困ったことがあったら連絡して」
そう言って電話番号を渡してくれた。
海外でこういう優しさに触れると、
ちょっと嬉しくなる。
ホテル難民になりかける
さて問題はここから。
時間はすでに22時を回っている。
ホテルを決めていない。
完全にノープラン。
「どうしよう…」
と思っていると、エースが一言。
「安いホテル知ってるよ」
神か。
エースとタクシーでホテルへ
そのままエースと一緒にタクシーへ。
道中いろいろ話を聞いた。
・中国人の奥さんがいる
・アメリカに残してきている
・これまで30カ国以上旅行している
・次はフィリピンに行く予定
スケールが違う。
完全に“旅慣れてる人”。
正直ちょっとうらやましかった。
初バンコクのホテル到着
30〜40分ほどでホテルに到着。
名前は「Ruamchitt Travelodge」。
受付でチェックイン。
ここで正直な感想——
受付の女性、めちゃくちゃかわいい(笑)
海外来てテンション上がってるのもあるけど、
普通にタイプだった。
エースは178号室、自分は179号室。
部屋に入って荷物を置く。
「やっと落ち着いた…」
夜のバンコクへ、まさかのナイトデビュー
と思ったのも束の間。
部屋のドアをノックする音。
エースだった。
「飲みに行かない?」
……行くでしょ。
ナナプラザという異世界
向かった先は「ナナプラザ」。
これがまたすごい場所だった。
コの字型の建物で、3階建て。
中も外もバーだらけ。
ネオンが光り、音楽が鳴り、
とにかくにぎやか。
日本では見たことない空間。
「ここがバンコクの夜か…」
完全に別世界。
バーでのひととき
2階のバーに入り、軽く一杯。
中では西洋人がビリヤードをしていたり、
自由な空気が流れている。
エースにビールをごちそうしてもらい、
少しだけ会話。
英語は完璧には通じないけど、
なんとなくで会話が成立する。
これもまた面白い。
一人でホテルへ戻る夜
長居はせず、自分は一人でホテルへ戻ることに。
初めてのバンコクの夜。
刺激が強すぎて、少し疲れたのもある。
でも——
間違いなく言えるのは、
めちゃくちゃ濃い一日だった。
まとめ
この日は、
韓国→タイへの移動+新しい出会い+夜の異文化体験
と、かなり内容が詰まった一日だった。
・空港での偶然の出会い
・エースという旅人との出会い
・初めてのバンコクの夜
全部が初めてで、全部が刺激的。
そして思ったのは——
旅って、人でできてる。
場所よりも、景色よりも、
一番記憶に残るのはやっぱり人。
この出会いが、この後の旅をさらに面白くしていく。
そんな予感がした一日だった。